採用担当者インタビュー
INTERVIEW
株式会社サニーマート
管理本部
人事総務部 部長
内田 愼太郎 様
スキルや頑張りが、正当に評価される仕事。「やってみたい!」が実現できる、チャレンジングな社風です!
地域のニーズに合ったお店づくりが強み!お客さま満足を最優先に
最初に、事業内容について詳しく教えてください。
内田さま:当社は昭和36年に創業し、現在は高知県・愛媛県でスーパーマーケット「SUNNY MART(サニーマート)」を23店舗運営しています。従業員数は、社員・アルバイト含め2,450名です。また、蔦屋書店や、レストランなどを運営する23社のグループ企業があります。
高知県最大のスーパーマーケットである貴社。その「強み」は何なのでしょうか?
内田さま:やはり、一番は地域のニーズに合ったお店づくりだと思います。例えば、スーパーマーケットでは、本部が棚割り(商品を置く位置)を決めると、それを全ての店舗で標準化するのが一般的です。
ただ、サニーマートは各店舗によって配置を変えています。ある店舗は、入ってすぐに果物があったり、またある店舗はお惣菜からスタートしたり。地域のニーズに合わせて、一つひとつの店舗で工夫を凝らしているんです。すごく時間がかかりますし、何よりこの生産性が求められている時代とは逆行しているんですけどね(笑)でも、お客さまの笑顔には変えられません!
なぜ、貴社はお客さまに喜ばれるお店づくりができるのでしょう?
内田さま:当社は「人間を大切にする」ということをコンセプトとしており、「誓いのことば」というものがあります。
これは、私たち従業員の「行動指針」となっています。そのため、当社の従業員は一人ひとりが「商品を届けること」だけでなく、その先の商品の使われ方や、お客さまに新たな発見をお届けすること、お客さまの生活をよりよくすることまで考えて行動します。だから、お客さまに喜んでいただける店舗づくりができるんだろうと思います。
入社1年半でも新店の店長に抜擢!スキルや頑張りを正当に評価
今回、募集されている職種について教えてください。
内田さま:今回は、店長候補となる人材を募集しています。マネジメントや、リーダー経験がある方だと嬉しいですね。事業展開や、店舗づくりを一緒に考えていただきたいと思っています。また今後は、女性リーダーの登用を促進したいとも考えています。
スーパーマーケットでの勤務経験は、必要でしょうか?
内田さま:いえ、経験は無くても大丈夫です。入社されてから「スーパーマーケット検定」を受験していただき、学びを深めることができます。また、Off-JT研修や店舗でのOJT研修もあります。管理やマネジメントについても、勤務する店舗の店長に付いて働いていただくことで、流れを知ることができます。
店長候補として、どのような方が向いていると思いますか?
内田さま:やはり、「お客さまの満足」を第一に考えられる方だと思います。組織を引っ張っていく存在なので、明るい笑顔と元気も必要ですね。また、自分の考えをきちんと伝える力、相手の話を真摯に聞く力、つまりコミュニケーション能力の高い方だと、なお嬉しいです。
店長候補として入社された方には、将来どのような視点でお店づくりをしてほしいとお考えですか?
内田さま:コロナ禍で、企画を立てる本部と、お客さまの接点が少なくなっていると感じています。その分、各店舗の役割が大きくなっています。まずは、お客さまの変化や、現場のニーズをいち早く拾っていただきたいです。その上で、現象を捉えて仮説を立て、それを元に失敗してもいいからどんどんチャレンジしてほしいですね。
実際に、中途採用の方もご活躍されていらっしゃるとか。
内田さま:そうなんです。入って3年目くらいでリーダーになる人も少なくありません。また、中途入社して一年半で、新たにオープンした店舗の店長に就任した社員もいます。その社員は、店長候補として入社し副店長として修行していましたが、スキルを買われ、入社歴は短いものの、新店を任せることになりました。年功序列ではなく、一人ひとりの頑張りが認められる環境です!
失敗を恐れず、チャレンジ精神を大切にする社風
社風について、教えてください。
内田さま:それぞれの価値観を認めるいい社風があります。理念にもある「人間(自分)を大切にする」の考えが軸にあるのだと思います。コロナ禍でなかなか最近は実現していませんが、業務時間外に皆で食事に行ったり、業務の垣根を超えて部活を作ったり、社員同士の繋がりが強い印象です。
また、仕事の時間は真摯に業務に向き合いますが、それ以外の時間は趣味に没頭して自分の時間を楽しんでいる人が多いです。「自分が好きな事も大事にする、OFFの時間を楽しむ。」それを、社長自らが体現しているんです。率先して趣味の幅を広げ、それについて各店舗の視察の際に教えてくれます(笑)
仕事もプライベートも、みなさんイキイキと楽しんでいるように思えます。その秘訣は何なのでしょうか?
内田さま:社員が「やってみたい」と思ったことを、受け止めてチャレンジさせてくれる風土だと思います。特に各店舗での新しい取り組みは、「まずはやってみよう!」と、店長決裁で進めます。それを本部が見て評価すれば、「横展開してみよう!」と他の店舗にも広がっていきます。失敗を恐れず、チャレンジ精神を大切にする会社なんです。だから、みんなイキイキと仕事ができているのかな、と感じます。
チャレンジングな会社なんですね!お仕事を進める上では、どのような時にやりがいを感じますか?
内田さま:私も店長歴が12年ありますが、最も嬉しいのは、やはりお客さまから「ありがとう」と言われた時です。店長も日々店頭に出ているので、お客さまとは顔見知りになります。そのため、直接お声をいただけることが多いですね。お困りごとを解決したり、今までに無い企画を成功させたりした時には、わざわざお手紙やお葉書を送ってくださる方もいらっしゃいます。
これらの言葉は、私自身がもらうことも、スタッフがもらうことも嬉しい。その喜びが、次のチャレンジのモチベーションにもつながります。
また、店長にとって「人が育つ」ことも大きなやりがいです。スタッフに成長の場を与えることも店長の仕事。その人材が育ったと実感する時に、大きな喜びを感じます!
スーパーを”行きたくなる場所”に。次世代スーパーづくりに女性の力を
最後に、今後の展開について教えてください。
内田さま:今後は、社内での女性の活躍を推進していきます。スーパーマーケットのお客さまの多くは女性。さらに、店舗を支えてくださるパート・アルバイトさんもほとんどが女性です。ただ、社員は6割が男性という現状があります。今後、「新しいスーパー」を作っていくためにも、女性の力がもっと必要だと考えています。
「新しいスーパー」とは、具体的にどのようなスーパーなのでしょうか?
内田さま:世の中の生活や価値観は、どんどん変化しています。これまでのスーパーは、生活に必要な物を買うための、いわば義務的な使われ方だったように思います。これからは、スーパーを「行かなければならない場所」から「行きたくなる場所」に変えていきたいと思っています。
さらに次の展開として「素敵な時間を過ごせる場所」になるような”次世代スーパーづくり”を進めたいと考えています。今後も地域のお客様に、より喜んでいただける場所となるよう取り組んでまいりますので、一緒にチャレンジしていただける方からのご応募をお待ちしています。