採用担当者インタビュー
INTERVIEW
株式会社あいテレビ
総務技術局 総務部長
塩入信一 様
地上波による情報発信にSNSを有効活用することで、より魅力的な番組をお届けする
愛媛県に誕生した3つ目のローカル局
御社の設立から沿革など会社の概要について教えてください。
あいテレビは1992年10月に開局した愛媛県で3つ目のローカル局です。それ以前に愛媛県には日本テレビ系とフジテレビ系のローカル局がすでにありましたが、地元の人にできるだけ多くの番組を視聴することができるようにという国の方針を受けて、TBS系列のローカル局として誕生しました。
事業内容としては地上波テレビ事業、放送番組の企画、制作及び販売、その他各種イベントの企画、運営となっています。
キー局とローカル局とはどのような意味でしょうか?
キー局とは全国ネットワークの中心となる放送局のことで、日本テレビ、フジテレビ、TBS、テレビ朝日、テレビ東京を指します。ローカル局とはキー局の系列としての存在であり、各地域の放送エリアにキー局の番組をお届けする役割を担っています。
キー局にはそれぞれ特色があって、TBS の場合だと“歌とドラマ、報道のTBS”として知られていました。「あいテレビが開局してから今まで観られなかったドラマが観えるようになった」というような、視聴者からのお言葉もいただいていました。
目指す方向や方針などはありますか?
朝、昼、ゴールデンタイムなどのネットワーク時間帯は、キー局の番組を放送します。それ以外の時間帯は自社制作の番組や、系列局などから番組を購入して放送します。
自社制作番組はローカルニュースが中心ですが、「よるマチ!」や「ほのボーノ」、「サンデーゴルフ」などの生活情報やスポーツ系の番組もあります。
今後はさらに自社制作番組比率を上げて、県民の役に立つ・興味深い・感動をお届けできる番組を制作していきたいと考えています。
地上波とインターネットを融合させて新たな可能性と魅力を探る新事業
社内にはどんな職種があって、それぞれどんな仕事があるのでしょうか?
大きく分けると総務、技術、報道、編成、制作、営業、事業の職種があります。
技術は中継局やスタジオなどの設備の維持管理、カメラ、音声、照明などの制作技術、社内システム全般を担当します。
報道はニュース番組の制作を担当、編成はどの時間帯にどのような番組を放送するかを決め、制作は情報番組をつくります。営業はスポンサーを集める仕事、事業はイベントの企画立案と運営を担当します。
今回求めている職種について教えてください。
今回求めているのは社内エンジニアリングを担当していただく方で、その仕事は大きく分けると2つあります。
インターネットでの動画視聴が進み、若者のテレビ離れが指摘されています。インターネットとテレビを融合させて、新しい形のテレビ番組を生み出していく必要があります。IT技術を生かして新たな業務に取り組んでいただければと考えています。
もうひとつは、システム担当としてPCのセットアップやソフトウェアの管理、ネットワークの構築などといった社内システムやインフラのエンジニアリングの仕事です。こちらは既存のエンジニアリング業務ですが、DX(デジタルトランスフォーメーション)やGX(グリーントラストフォーメーション)にも取り組みながら効率的な業務の遂行を模索していかなければならないこともあり、さまざまな経験をしていただけると思います。
インターネットの活用について、もう少し詳しくお聞かせいただけますか?
SNSにもいろいろな種類があって各々それぞれ特徴があり、適したアクションの起こし方やコンテンツの作り方にも違いがあります。また起こしたアクションがどのように評価されたのか測定することも必要です。その上でより効果的な情報発信の場を持ち、自社コンテンツや情報を流したいと考えています。
現在の社内にはそこまでインターネットに精通した人材がいないため、インターネットの活用技術や知識のある人、もしくはインターネットの世界に詳しい人は、そのスキルを生かして活躍できると思います。
どんな人材を求めていらっしゃるのですか?
与えられた仕事をこなすだけでなく、自ら考えて行動し、新しい事に果敢にチャレンジできる人を求めています。
仕事の面白さややりがいについて教えてください。
当社は社員数が100人にも満たない小さな会社です。だからこそ差別化を図るなら新しいことにチャレンジしていかなければいけないという部分があります。しかし小規模だからこそ、自分が“やろう!”と思えばすぐにでも挑戦できる環境があります。
気さくでアットホームな雰囲気なので肩肘はらずに自分の力を発揮できる
社内の雰囲気はどのような感じでしょうか?
初代社長が「役職ではなくて『さん』付けで呼びなさい」と言ったのは、上下関係は優劣ではない、部署間の垣根を取り払おう、という意図のもとで発せられた言葉でした。その精神は今も引き継がれ、大切にされています。
アットホームで親しみやすい雰囲気がある、というのは外部の方からもよく言われます。社内の人間が仲よくて、横の連携がしっかりあるのは当社の特長だと思います。
教育についてはどのようなシステムがありますか?
新入社員は接遇研修から始まって、外部講師にも来ていただきながら1週間くらいの研修を受けていただき、その後OJTに移行します。
その他にも毎年行われる民放連主催の若手社員を対象とした放送人研修や、キー局が系列局の若手を集めて行う技術研修やアナウンス研修なども年に1回ペースで開催されています。
開局30周年を迎えさらに次の時代へと勢いよく飛躍していく
2022年には開局30周年を迎えるということですが、何かお考えはありますか?
社内には、各セクションから人が集まり“会社を元気にするためには、継続して発展させるためにはどうしたらいいのか”を考えるチームをいくつも作っています。
視聴率を上げるにはどうしたらいいか、新しい番組について、SDGs、社内コミュニケーションなど、さまざまなテーマを掲げてお互いがアイデアをぶつけ合い、可能なことはどんどん実現しようとしています。
最初にも言った通り、視聴者のお役に立つ内容であって、感動と喜びと面白さをお届けすることが私たちの使命です。
そのことを念頭に置きながら30周年という節目を目前にして、気持ちを新たにしているところです。
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