採用担当者インタビュー
INTERVIEW
フジボウ愛媛株式会社
壬生川工場 総務課
総務担当次長
村上 浩和 様
今後もさらに成長し続けるIT産業を支える仕事。最先端技術による新しい社会の実現に貢献できます
いろいろなモノを磨く研磨材を製造しています
御社の事業について教えてください。
当社は富士紡ホールディングスの一員として、超精密加工用研磨材と機能性不織布の製造・販売を行っています。
実は世の中に“磨く”ことを要求される仕事はたくさんあって、私たちの身近にあるスマートフォンやタブレット、半導体の基盤となるシリコンウエハー、液晶、光学レンズなどは、“磨く”ことによって精度や性能を向上させています。
例えばクルマを磨くときにはコンパウンドという薬剤とスポンジを使いますが、当社が作っているのはそのスポンジに当たる部分です。
御社の製品はどのような産業分野で使われているのでしょうか?
IT、産業資材など、当社の研磨材はさまざまな分野の製品を磨くために使われています。
日本の企業も海外に生産拠点を持っているところが多いので、国内外の多くの製造現場を支えているといえるでしょう。
お客さまが作られる製品の高品質化が進んでいけば、必然的に“磨く”精度もシビアな数値が要求されるため、お客さまが求める品質を満たす研磨材を開発・製造し続けています。
今後さらに需要が高まるIT産業の最先端技術を支える存在
今回の募集の背景を教えてください。
時代は4Gから5Gへと変化し、IoT技術はますます注目を集め、その重要度を増してきています。さらに技術の進歩に伴って、デバイスもどんどん高品質化が進んでいっています。
成長著しいIT関連産業において、研磨材におけるお客さまのご要望が高度化するなかで、生産量的なことはもちろん、シビアに求められる品質に対応するためにも、人材の層を厚くしていきたいと思っての今回の募集です。
社内の雰囲気はどんな感じですか?
グループ会社から異動して来た人なども多く、出身地が違う人たちが全国から集まっているため、日常的あちこちで方言が飛び交っている会社です。
そんなこともあって、どの部署も受け入れに寛容というか、中途で入って来ても変に気遣いをしなくてもいい馴染みやすい環境だと思います。
キャリアアップ支援や福利厚生について教えてください
海外の取引先とミーティングをすることも多いので、語学力の強化として中国語や英会話スクールを開講しています。
また、危険物取扱者や有機物取扱主任者など、業務に関わる国家試験はもちろん、それ以外にも自己啓発やスキルアップセミナーなどの受講についても会社で支援しています。
そのほかにも要請があれば社内でいろいろな研修を企画していきたいと考えているので、学びや成長のチャンスはたくさんあります。
そういった制度を積極的に活用してもらうことで、充実した社会生活を送っていただければと思っています。
4つの職種で活躍していただける人材を募集
今回募集されている職種について教えてください
社内業務の効率化を図るシステムの設計と構築を行うシステムエンジニア、工場内の機械や設備などを維持管理していく設備管理、人事・採用などを担当していただくリーダー候補としての総務職、当社の主力製品である研磨材の製造を担当する製造職の4職種を募集しています。
システムエンジニアの仕事とはどんな内容でしょうか?
システムエンジニアの仕事は、社内の業務を効率化したり、自動化・省力化・デジタル化することを目的に、さまざまなシステムを設計・構築していく仕事です。
例えば、昼のお弁当を頼むのを掌紋認証システムにしてしまうことで手続きをデジタル化してしまう、というようなことも含みます。
黙々とパソコンに向かって…というのではなく、どの部署にどのようなシステムが必要なのかをじっくりヒアリングしていく要求分析力や、改善するべき問題点を見つけ出す“気づき”のある人、面倒見が良くてコミュニケーション能力のある人などに向いています。
いろいろな部署からの相談やお願い事を解決していくのがシステムエンジニアの仕事なので、社内で一番感謝される存在になれると思います。
設備管理はどういった仕事を担当するのでしょうか
文字通り機械や設備の保守・点検・日常的な補修を行うことが仕事です。
現場で働く人たちの意見を反映し、本当に必要とされる設備にしていくという“機械と機械を扱う人を支える”仕事といえるかもしれません。
24時間365日、製造ラインを安定して稼働させるためには、メンテナンスが重要であることは言うまでもなく、点検・補修、設備の入換えなどはラインの切り替えなどで機械が止まっている間に終わらせなければいけないなどの制約もあります。
責任はありますが、設備管理が工場を、引いては会社を支えることにも繋がっています。
製造現場では突発的に起こる出来事も多々あります。
何かトラブルがあったときにも的確に優先順位を決められること、困っている相手のことを考えて行動できることはとても大事なことです。
段取りのいい人は、現場の人たちからきっと重宝されるはずです。
総務の仕事はどんなことが中心となりますか?
総務の仕事はよく“縁の下の力持ち”と表現され、一般的に雑務から人の管理まで裏方的な仕事がたくさんあります。
その上で、うちの総務で一番重要な仕事は“人の管理”です。
実は採用はある意味においてそれほど難しくないのですが、入社したときのモチベーションを維持し続けながら社員が働けるようにすることの方がずっと難しかったりします。
総務が舵取り役として社員の気持ちを引き立てつつ、会社を引っ張っていくスタンスなので、一般的には黒子的な存在の総務が表立って活躍できる機会もたくさんあって、やりがいはもちろん周囲からの評価もはっきりと感じられることが多いかと思います。
製造の仕事内容を具体的に教えてください
機械を操作して研磨材の原料フィルムを加工することと、品質チェックが主な仕事になります。
作業をする過程で“もっと効率よく、もっといいモノを”ということを意識し、改善し続けることができるのがやりがいであり、そこに楽しさを感じられる人に向いていると思います。
仕事はOJTを通じて覚えていただき、比較的早いタイミングで仕事を任せるという傾向がありますが、任せるといってもチームの仲間たちと一緒ですし、教育係もついてしっかりサポートしていくので安心してください。
製造はやはり職人の世界なので突き詰めると奥が深く、そんなところにも面白さがあるといえるかもしれませんね。
スキルアップしていけば、現場の組長や主任に就任したり、品質管理へ異動するなど、将来の選択肢も複数あります。
実力第一という部分もあり、中途で入って新卒を一気に追い抜いて昇格した人もいるので、ぜひチャレンジして欲しいと思います。
失敗を恐れず新たなチャレンジをする人を応援します
最後に御社へ関心を持たれている方に向けてメッセージをいただけますか?
フジボウ愛媛は創業から間もなく半世紀を迎えようとする歴史の中で、新しいことに積極的に取り組みながら時代のニーズに独自の技術で応えてきました。
新しい人にもどんどん仕事を任せていくし、やりたいことに挑戦していける環境があるので、今後もまだまだ成長していく伸び代のある分野で自分の力を生かしたい、もっと成長したいと思う方からの応募を心からお待ちしています。