2011/05/20
『四国の雇用市況』
4県上場企業15社のうち、11社が最終増益・黒字化
四国の上場企業15社の2011年3月決算では、11社が最終増益・黒字化となりました。
高知県の特殊工業紙メーカーニッポン高度紙工業(JASDAQ上場)は、中国など新興国で省エネ家電製品が普及していることを背景に、インバーター向け絶縁紙が伸び、過去最高益(前期比2.9倍)を更新しました。1月から販売を始めたリチウムイオン電池向け絶縁紙も好調で、今期も最高益の更新を見込んでいます。
香川県の化学工業メーカー、四国化成工業(東証1部上場)や、同じく香川県の電子部品メーカー、アオイ電子(東証1部上場)なども、新興国向け輸出の好調が追い風となって売上を伸ばしました。
そのほか、高知県の環境整備機器メーカー、兼松エンジニアリング(大証2部上場)や、香川県の住宅資材メーカー、南海プライウッド(大証2部上場)等、内需関連産業も黒字転換し、明るさが見えてきました。
一方で、業績の本格回復に至らず、最終損益改善の原動力が人件費抑制などのコスト削減という企業もあり、東日本大震災の影響も受ける今期業績については不透明、とする企業が多いようです。
復興需要が見込める、徳島県の住宅内用建具メーカー、ニホンフラッシュ(東証2部上場)や、南海プライウッドなどの住宅関連は、今期業績回復・拡大が予想されています。
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